『藍の生葉染め』終了
9/4の『藍の生葉染め』ワークショップに参加された皆さまありがとうございました。
曇りだと藍の発色がよくないのでお天気が気がかりだったのですが、当日は雲ひとつない「藍染日和」!!
暑い一日で、気持ちの良い青空ワークショップが
できました。
会場は遠くに乗鞍が見える公園です。
いわゆる藍染(建染め・発酵建て)は木綿や麻も
染まりますが、生葉染めで染められるのは
絹や羊毛など動物性のものです。
今回はシルクのスカーフを染めます。
まずは早朝5時に刈り取ったばかりのみずみずしい藍の葉っぱをむしっていきます。
そして包丁で刻みます。
次にお酢と水を加えながら、ひたすら揉みます。
30分ほど揉んで揉んで揉みます。
葉が溶けてどろどろになってきたら、さらしの袋で漉します。
この時点での染め液は、まだ濃い緑色をしています。
辺り一面に葉っぱの青い匂いが漂ってます。
そして、輪ゴムで結んで模様を作ったスカーフを染め液によく浸します。
十分浸した後、スカーフを水で洗うと濃い緑色だったのが、みるみる明るい色になってきました。
太陽の光と風にあてて乾かすと、ますます爽やかな青色を帯びてきます。
色の変化に皆さん感動です。
模様も十人十色。素敵なスカーフができました。
子供たちも水遊びをしたり、スイカを食べたりしながらの賑やかな一日でした。
「またやりたい!」と好評だった藍の生葉染め。
生葉のある夏だけのお楽しみです。また来年も企画したいと思います!
ありがとうございました。