『かんじきウォーキング』大成功!!

さわ

2012年02月22日 06:25

先週18日に行った『かんじきウォーキング』。

秋に山までヒノキを採ってきて曲げて干しておいたものを完成させ、手作りのかんじきを履いて雪山を歩きました。

本来は『冬に使うものは夏に作り、夏に使うものは冬に作る』のが古来からの習わしなのだそうで、
時期遅れの秋のヒノキでは水分がすでに下がってきていて曲げるのにとっても苦労しました
水分をたっぷり含んだ夏の木でないとすぐにばきっと折れちゃうんです。



そんな中、苦労してなんとか曲げたヒノキは、干されている間にすっかり乾燥してさらに堅くなっていました。

そのヒノキのちょうど合う大きさの半円を組み合わせ、ちょうどいい長さに切り、針金や縄で固定し縛り上げる
作業こと2時間半。。。



当初の予定では、9:30から11:00までで完成させ、山歩きしてから頂上で昼食の予定だったのですが、
そんな簡単にはいかなかった



子どもたちもお腹が空いてしまったので、おにぎりだけ先に工房で食べさせてもらい、

12:30 いざ出発!!

山のふもとまでは子どもたちをそりに乗せて引っ張って移動し、山の平らな所でかんじきを履きました。





履くといっても、寒敷きと足を縄でくくりつけるだけなのですが、これがまた難しく、縄しばりの基本を知らない
私たちが適当に縛った寒敷きは、転んだりつまづいたりする度に一つ二つと外れていきます。

でも、さすが先人の知恵だけあって、
寒敷きを履いた足は本当に雪に沈まないんです
すご~い



年中年長の大きい子たちはかんじきを履いていようが脱げようがお構いなしでずんずん雪山を進み、
2歳3歳のちびっこは、おんぶ~だっこ~と言いながらも、ずいぶんな距離を自分の足で歩きました



私は、片足は早々に外れて長靴で、もう片足の寒敷きは外れかかって雪に突き刺さりながら滑り止め(だったはずの)爪に引っ掛かりながら、こどもをおんぶしたり抱っこしたり、なんとか手をつないで歩かせたりしながら、

無事「名水」の出るスポットまで到着~

頂上で「名水」を沸かして飲むコーヒーとカップラーメンは、そりゃあもう最高でしたよ



帰りはもう、滑り転がり下りるようにして下りてあっという間
工房で少し暖まらせてもらって談話して、解散したのは16:00
一日中、めいっぱい楽しみました
うちの子も、「今日は何が楽しかった?」と聞くと「全部!!」ってお言ってました

お天気も、大荒れ、極寒の予報でしたが、名水スポットでは晴れ間も出たりして景色も良く、気持ちがよかったです。
森本守先生、秋の準備から2回にわたり、丸1日の行程でお付き合いくださり、本当にありがとうございました

また、季節に応じて楽しい企画をしてまいりますので、興味のある方、ぜひ一緒に楽しみましょう

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